2018-05-31

パーティ文化を広めたい
ーDJ Shigetaインタビュー

パーティに新しい体験を

2016年のwideloop seaside party(内海・亜細亜)

■今、毎年春は三重のキャンプ場で、夏は内海の亜細亜とか、三重の答志島でビーチパーティをしてますよね。クラブじゃないところでwideloopを始めたのはいつからですか?

重田:最初にやったのは亜細亜で、今年でたぶん12年目。
当時一緒にやってたクニヤスが野外が好きで勧められて。前から外でやったら最高だろうなーと思ってたのもあるし、AGO ITO君1)名古屋のベース系のDJ/MC/デザイナー。がその前から亜細亜でやってたのを聞いて、僕らもやってみようかと。

■野外だと機材からテントから何から用意して、終わったら片付けて夜帰るとか、すごい重労働じゃないですか。屋外でなくても、パーティができる場所はたくさんあると思うんですけど、なぜそんな大変な思いを…?

重田:うーん、気持ちいいからかな…。あとは、パーティだけじゃなくて、色んな体験を共有したいっていうか。

■色んな体験?

重田:うん、一緒にパーティを作る仲間と、準備とかも含めて色んな経験をしてステップアップしていきたい。乱暴な言い方だけど、クラブだけでやってたら、みんなだんだん飽きてきちゃうよね。そこに違う要素が入って来ると気分も変わるし。楽しいことを作っていく仲間が飽きないことが重要。それはたぶん、遊びに来てくれる人たちも同じなんじゃないかな。

でも、まあ、やっぱり気持ちいいよね。外で食べたり飲んだりするのもね。準備とか確かにしんどいけど、そこを超えるとやっぱり楽しい。

■登山とか、マラソンみたいな遊びに似てますね。重田さんはそういう趣味はないんですか?

重田:今は全然やってないけど、釣りはすごい好きで、昔は渓流釣りにはまって山に行ってたこともあるよ。でも、釣りって行った人しか楽しくないでしょ。パーティだったら、もっと色んな人たちが一緒に楽しめて、気持ちいいと思ってもらえるんだったら、その方がいいなって。

■なるほど。最近始まった、三重の答志島でのパーティはどんなきっかけでやることになったんですか?

重田:答志島は、オーガナイザーが僕だけじゃなくて島にもいるんだよね。島のPR活動もやってる橋本崇くん。彼が、島で音楽イベントをやりたいけど、どうやったらいいんだろう…って時期に、一緒にwideloopをやっていたkonちゃんが伊勢に移り住んで、あの辺りでもDJをし始めて。僕らは僕らで、まだまだ色々いい場所でやりたいと思ってるから、そこでつながったんだよね。

wideloop in 答志島 beach partyの様子

■答志島っていう全然知らない場所でやるとか、島おこし的な思惑がある人たちとやることに抵抗はなかったんですか。

重田:最初から島おこしやろうっていう集まりではなかったんだよ。でも、お互い話すうちに、有名なアーティストだけ呼んでも意味ないよねって。やるなら地元の人も交じって参加してもらって、楽しんでもらわないとって。
崇くんには、島をもっとたくさんの人に知ってもらいたい気持ちがあって、僕は「パーティっていう文化を広めたい」と思ってる。だからその両方の思いを合わせて、タイトルにも”答志島”と”パーティ”と言う単語を絶対入れよう!ってことで”wideloop in 答志島 beach party”にしたんです。

■島のアクティブな人が一緒にやってくれてるんですね。でも、他の人たちはどう思ってるんでしょう。

重田:いつも土曜日から始まるパーティなんだけど、僕は機材とかを車ごと小型のチャーターフェリーに積んで木曜から島に入って、ステージの屋根を竹で組んで作ったりしてる。
去年は、その屋根づくりを地元の青年団が積極的に手伝ってくれて。だんだんパーティが島に浸透してきたのかな。みんなで作ってやれば一体感も出て盛り上がるよね。だから、地元の人もすごく楽しんでくれてると思うよ。1日で300人くらい島の人も遊びに来てくれるんで。

■結構来てくれるんですね。

重田:ありがたいよね。答志島は4年目なんだけど、今年はwideloopが色んなところでパーティしてるって聞いた日間賀島の人からも声をかけてもらって、6月に初めて日間賀島でやるパーティのサポートをすることになったんだよ。日間賀島のオーガナイザーの鈴木雄太郎さんも思いのある人だから、どんなパーティになるか楽しみです。

≪次ページへ続く≫

References   [ + ]

1. 名古屋のベース系のDJ/MC/デザイナー。

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